歯並びを治したいけれど矯正装置がどうしても嫌で・・・という患者さまに朗報です。
「矯正のワイヤーをつけずに矯正する方法はないのでしょうか?」という、患者さまからのご要望は昔から数多くありました。
マウスピース型矯正歯科装置(クリアアライナー)とは、ブラケットやワイヤーを使わない、透明なラミネートで製作されたマウスピース型の、見えない矯正装置です。透明なので装着していても外見上ほとんど分りません。特に食事時に取り外せるなど、患者様にとって大きなメリットをもたらしています。製作過程にコンピューターを使用して製作される、正確な矯正装置です。
従来の目立つ矯正装置がネックとなって治療に踏み切れなかった患者さんにとっては朗報といえるでしょう。
この「マウスピース型矯正歯科装置(クリアアライナー)」は、透明のマウスピースにより矯正治療を行い、従来の治療概念を根本から変えることになりました。
厚さ1ミリ程度の透明なプラスチックでできたマウスピースが、早く・痛みもなく・美しい歯並びを実現できます。
従来のブラケット装着時 ⇒
マウスピース型矯正歯科装置(クリアアライナー)装着時
実際のマウスピース型矯正歯科装置(クリアアライナー)
実際のマウスピース型矯正歯科装置(クリアアライナー)従来の矯正はブラケットを使用しておりましたが、マウスピース型矯正歯科装置(クリアアライナー)で治療すると目立たないため、矯正治療していることに気がつかれません。
またマウスピース型矯正歯科装置(クリアアライナー)は矯正における後戻りのフォローアップに大変効果的です。
ニッケル等の金属アレルギーで治療を断念されていた方にもおすすめです。またセラミックの人工歯が入っていてブラケットが付けられなかった方にもお勧めです。従来は一時的に仮の歯に置き換える必要がありました。マウスピース型矯正歯科装置(クリアアライナー)では、目立たないということだけではなく、個々の患者さまにあった矯正歯科治療(カウンセリングを含めて)を行ってまいります。マウスピース型矯正歯科装置を用いた矯正歯科治療のみの治療は成長発育段階のお子様には適応できません。
マウスピース型矯正歯科装置(クリアアライナー)のシステムは、精密な歯の移動を手軽に確実に行なうことを可能にしました。
マウスピース型矯正歯科装置(クリアアライナー)は、患者さんの要望に答えた矯正装置です。
■マウスピース型矯正歯科装置(クリアアライナー)による空隙閉鎖
主訴 | 上の前歯の隙間が気になる |
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診断名 | 空隙歯列・叢生 |
初診時年齢 | 22才 |
装置名 | クリアライナー |
抜歯非抜歯 | 非抜歯矯正 |
治療期間 | 1年2ヶ月 |
費用の目安 | 全顎歯科矯正:100万円程度 |
リスク副作用 | 歯根吸収・・レントゲン照射量少ないデジタルレントゲンで定期的に検査し対処していきます カリエス・・・当医院ではカリエス処置も行っています。叢生の著しい部位では矯正治療により間隙が出来た後に治療するので健全歯質の削合も必要最小限で治療可能です 歯周病・・・日本歯周病学会専門医でもあり、毎治療時に歯科衛生士と共に歯周治療を同時に行うことでより良い改善を目指しています |
■マウスピース型矯正歯科装置(クリアアライナー)による歯列の拡大とローテーション・コントロール
主訴 | 上の前歯のガタツキが気になる |
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診断名 | 叢生・上顎前突症 |
初診時年齢 | 32才 |
装置名 | クリアライナー |
抜歯非抜歯 | 非抜歯矯正 |
治療期間 | 1年2ヶ月 |
費用の目安 | 全顎歯科矯正:120万円程度 |
リスク副作用 | 歯根吸収・・レントゲン照射量少ないデジタルレントゲンで定期的に検査し対処していきます カリエス・・・当医院ではカリエス処置も行っています。叢生の著しい部位では矯正治療により間隙が出来た後に治療するので健全歯質の削合も必要最小限で治療可能です 歯周病・・・日本歯周病学会専門医でもあり、毎治療時に歯科衛生士と共に歯周治療を同時に行うことでより良い改善を目指しています |
抜歯症例や前歯部のトルクが必要な場合は適応されないことがあります。
マウスピース型矯正歯科装置を用いた矯正歯科治療についてご関心のある方、また、ご自分の歯の状態がマウスピース型矯正歯科装置を用いた矯正歯科治療に適応されるのかどうかご相談の方、お気軽にお問い合わせ下さい。
2008年2月に東京で開催された「マウスピース型矯正歯科装置(クリアアライナー)」の国際協議会発足記念講演会に出席してきました。今回は開発者である金先生だけでなく、世界各国より10名の先生方が症例を提示され、マウスピース型矯正歯科装置(クリアアライナー)の可能性が紹介されました。
マウスピース型矯正歯科装置(クリアアライナー)はマウスピース型矯正装置として日本では矯正治療装置として評価されていますが、1998年にKim先生に開発され、十分な実績と評価を得ている矯正装置です。ご安心して治療をお受け下さい。
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