~いびき、睡眠時無呼吸でお悩みの方へ~
最近マスコミでもよく取り上げられるようになりました睡眠時無呼吸ですが、なかなかご自分では意識されることは少ないものです。
朝起きた時に疲れがとれていない、日中に眠気がする、いびきがうるさいと家族に言われるようになった、などお悩みをかかえていらっしゃる方、お気軽にご相談下さい。スリープスプリントという歯科的治療がその治療効果を上げています。
いびきの治療には、その原因や症状に応じて、内科的な治療から外科的手術まで、さまざまな方法があります。
この人はお酒を飲んだときだけいびきをかく、とか、旅行に出かけるときだけ、あるいは病院に入院するときだけ周りの人に迷惑をかけたくないといった人には治療のファーストチョイスとして、歯科的治療のスリープスプリントをおすすめします。
睡眠時無呼吸障害といっても、軽症ないびきだけをかいているものから、命にかかわるような重症の患者さんもいます。まずは、お気軽にご相談下さい。
スリープスプリントは、簡単に言ってしまえば、寝るときに口の中に装着し、気道を確保する装置です。全身麻酔の際の気道確保にヒントを得て考案されたものです。
スリープスプリント
口に装着するだけでいいという簡便な装置ですが、治療器具ですので、医師の診断と指導を受ける必要があります。そのうえで、一人ひとりの口や顎の形、歯並びに合わせてスリープスプリントを作ります。
スリープスプリントは2~3回ほど来院していただくだけでできあがります。丈夫なアクリル樹脂でできていますので、歯の状態が変わらなければいつまでも使用でき、すでに5年以上使用されている方もおおぜいいらっしゃいます。
ところで、口の中に異物を入れるのですから、違和感があるのではないかと心配される方が多いかと思います。 しかし心配はご無用です。これまでの治療例でも、特別に神経質な人を除いて、違和感を訴える人はほとんどありませんでした。それよりも、ぐっすり眠れる喜びに感激される患者さまが多数おられました。
いびきは、寝るときに気道がなんらかの理由で狭められたときに起きますが、その原因のひとつに舌根が奥に沈み込むことがあげられます。
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スリープスプリントは、下顎を前に引き出して、舌根が奥に沈み込むのを防ぐ役割をするのです。
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いびきをかきやすい人に下顎が後退している人や下顎が小さい人がいるのですが、スリープスプリントはその特徴を逆手にとったようなものです。後退している下顎、小さい下顎の場合も、下顎を前に引き出すことで、気道が確保できるわけです。
また、口を開けて寝る習慣のある人にも、効果を発揮します。
口を開けて寝るといびきをかきやすいのは、口の中が乾燥して摩擦抵抗が増え、気道がふさがりやすくなるためですが、スリープスプリントは、装着すると上下の顎が固定されるため、自然に口を閉じて寝られるようになります。
装着していることで唾液の分泌も促され、口の中の乾燥が防げるのでまさに一石二鳥です。
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